2013年

6月

13日

私の茶道の師

陽明山で中国茶のお稽古。
雨音、五色鳥の鳴声、
風に触れて、草木の揺れる音。
炭で沸かした湯、使いこまれた鉄瓶。
謙虚で、礼儀正しいくて、優しくて、心静かなお稽古。
それが私の師のやり方。
... 人そのもの。

老師に聞きたい事、沢山あった。
茶道とは何ですか?
茶会の意味と意義は?
茶人のあるべき姿は?

茶との対話の仕方を教えてもらいながら、それらひとつ一つを丁寧に、心の奥深く届くように、老師は解いてくれた。

日本へ戻るまでまだお稽古は続く。
すでに教えて頂いた事は山のようにあって、海の底のように深い。

頭の中は大混乱していて、
いま茶が最高に遠い存在で、
最高に淹れるのが下手くそです。

だけれど、嬉しい。
きっと、やっと、私は
茶の入口に立ったのです。


鳳凰單欉 生態茶。
2013年杉林渓 包種茶。
1930年 熟成普洱 同慶號。