果てぬ想いがお茶となる

果てぬ想いがお茶となる。
そうして淹れた茶湯には
言葉にして説明してしまうと、
消えてしまいそうな韻がある。
このままこの余白を楽しもう。
鼻先で感じて、肌で感じて、
髪の一本一本、
細胞の隅々、静かに騒ぐ。
 

空間に溶けていく、
共鳴し合う。

文字にならない、茶は言の葉。