11月24日 日曜日京都教室の日。
京都教室ではみんなで揃ってお稽古を進めています。
一人ずつお茶淹れのはじめから終わりまでの流れを練習し、
一つの課題のお茶を知って行きます。
その間他の方はお客さん役として、淹れられたお茶を頂きます。
淹れ手、飲み手共にどの瞬間にも学びはあります。
どちらの気持ちもわかると、よりおもいやりのある、
美味しい茶が淹れられるようになります。
11月は東方美人のお話をしました。
私のルーツ客家の話から、
東方美人と客家の関係。
蜜香烏龍や貴妃茶と東方美人の違い。
お茶の学びはこつこつとです。
ゆっくりと紐解いていきながら、
知っていきます。
でももっとも大事な事は、
色々な知識を詰めたら、
すべていったん忘れて、お茶を淹れる事です。
心で向かい合えば、茶は自然と話しだします。
確かに感じる事ができます。
人でも「あなたはB型なんだ。B型は○○だよね」、「牡牛座の人は○○だよね」と決めつけてしまわれると
お互い深く知り合う前に先入観で相手を見てしまって、
個性を見つけ出すことがありません。
お茶もそうです。
今、目の前にあるお茶を一煎一煎を重ねながら、
「あなたはどこで育ったの?」
「どんな環境が気持ち良くて、どんな環境が苦手なの?」と
知って行くようにお茶淹れをすると、
ちゃんと教えてくれます。
京都教室の皆さんは少しずつその方法を知っていっているようで、
お茶がのびのびと香り、とても滑らかで深いお茶が淹れられるようになってきました。
色々なおいしいお茶があるけれど、
淹れている自分自身が嬉しくて、涙しちゃうそんなお茶が一番素晴らしいです。
人を感動させるお茶を淹れたいのなら、
まずは自分を感動させられるお茶を淹れること。
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12月の京都教室
21日(土)、22日(日)
10:00~18:00(22日のみ17:00まで)
ギャラリーYDSにて
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