老寿眉

白茶は1年目は草で、
3年目にお茶になり、
5年目には薬になり、
7年経つと宝物になると言う。

今夜は11年目の寿眉茶を淹れる。...
長い間寝ていたお茶は、
ゆっくりと起こしてあげるのが
淹れる時のコツ。

草木の香りが鼻を通り、
バニラの甘みと滑らかさが
口を潤す。
濃く淹れれば、スイートポテトの香り。
淡く淹れれば、ブルーベリーアイスの甘み。

2003年秋摘み寿眉茶。

寿眉の成長した葉は、とくに秋の葉に宿る成分は、
熟成との相性が良いのだろう。