霜月の茶時 感謝

ゆっくりと時間をかけて

確かなものを

味わう。


心も体も正されて

呼吸することを思い出し

元気と勇気がわく。


茶:

2013年春 凍頂烏龍 熟香

2004年  鳳凰単叢 宋種

20年熟成の一粒プーアル茶


茶懐石:

先付

鱈の煎り焼き 豆鼓ソース

磯ツブ貝香り茹で


汁椀

文思豆腐


わっぱ

大根の黒豚詰蒸し 上海蟹のせ

和え物 チシャトウ

深秋八宝炊き込みごはん


昆布だしの豆腐のスープ。

文思豆腐。

思慮深いという意味を持つ。


精進の料理のひとつで、

修行僧らが豆腐を細く細く切れていまわぬように

無心に仕込みをすることからこの名がついた。


想いにふえる秋に

心静かにいただきたいスープでした。




茶時のお料理は繊細な中国茶を味わう為に

季節のものを中国風に仕立てた献立です。

心静かになれるお料理を心がけています。




次回の茶時は12月26日(土)

一年をねぎらい、静かに年を送る茶時です。

またご一緒いたしましょう。


感謝